知っておきたいやけど防止策と応急処置

介護の現場でも起こり得る事故の一つ

低温やけどを予防する方法とは?

高齢者がなりやすい低温やけどを防止するためには、まず室温の設定を高めに設定することが大事です。低温やけどの原因となる電気毛布や湯たんぽ、ホッカイロなどは、そもそもお部屋の温度が低くて寒く感じるために使うものです。そこで、低温やけどの原因となる物を身に着けなくても済むように、室温を上げるというのが基本的な考え方となります。
また、熱を逃がさない服を選ぶことも大事です。高齢者は体温を調節する機能が低下してしまいますので、体温が下がりがちです。そこで、保温性の高い、動きを邪魔しない薄手の衣服を来てもらうことで体温を保てます。特に夜寝る時などは、布団の中で体が冷えてしまうことが多いので、締め付けない快適な服でありつつも保温効果の高いものを選びましょう。

もう一つ注意したいのが、冷えた飲食物を控えることです。アイスなどの冷たいものが食べたいという方も多いですし、食欲があまりないので冷えたさっぱりしたものを食べたいと考える高齢者もいます。しかし、冷たいものを食べると内臓が冷えたり体温調節機能がうまく働かなくなったりします。そして、体を暖めようと湯たんぽなどを使うことによって低温やけどが生じてしまうのです。できるだけ温かいものを食べて、体を暖めることを意識しましょう。
そして、可能な範囲で運動をすることも重要です。筋肉量を増やすことで代謝を改善できますし、動くことで体温も自然と上がります。低温やけどの予防策となるばかりか、良いリハビリにもつながりますので心がけたいものです。やけどに備えるためには、こちらの情報も見て学ぶのもおすすめです。